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執筆者の写真さわやか 三田

令和6年 全体研修会

令和6年4月20日(土)ウッディタウン市民センターにおいて、全体研修を行いました。今回は17名 (3名欠席) のホームヘルパーが参加しました。


【研修内容】

・年度初めの事務連絡

・介護報酬改定、介護職員等処遇改善加算一本化の説明

・「感染症」と「ヒヤリハット」の研修



介護報酬改定について

今年度は介護保険の介護報酬改定の年です。多くのサービス種別において基本報酬は引き上げられましたが、訪問介護の基本報酬は引き下げられました。


全サービスの中で収支差率が最も高いというのが理由のようですが、高齢者向け住宅など併設事業者の収支が高かったことや中小規模の事業者の実態が反映されていなかったなど厳しい声が上がっています。介護保険継続において、重要な担い手であり、人材不足に悩んでいる訪問介護です。このことは大きな論議を呼んでいます。


一方、そのことに上積みするように6月からの介護職員等処遇改善加算の一本化されます。当事業所は「新加算Ⅰ」を申請しており、若干報酬は上がることになります。利用者さんの利用料金も同様で、結果的に4月5月分は下がり、6月分から上がることになります。


もちろん昇給・手当アップ等、ヘルパーの賃金に還元します。当事業所の担い手も少なくなり、5年前に比べると10名ほど減っています。サービス提供責任者や登録ヘルパーの頑張りで何とか収支を減らさず今に至っています。訪問介護の社会的意義や利用者との関わりの中で得られる達成感を伝えることができればよいのですが課題です。


感染症研修

〇新型コロナウイルス感染症の対応

5類に移行されて約1年、対応方法の確認を行いました。

・訪問時のマスク、手洗い消毒の継続、手荷物は必要な物のみ

・室内の換気に注意 感染した場合は発症から7日間は休む

・体調不良な場合は、事務所の連絡、極力代行を手配する


○感染症の基礎知識の再確認と感染症対策チェックリスト


ヒヤリハット研修

「ヒヤリハット」とは、事故にまでならなかったものの事故に直結してもおかしくないちょっとしたミスやヒヤリとしたこと、ハッとしたことを表しています。


いつもことだからとついつい、報告・連絡・相談がおろそかになり大きなことになる場合もあります。“慣れ”には注意が必要です。3つのグループに分かれて訪問の中でのヒヤリハットの体験について話し合いました。





さわやか介護ステーションの今年度の目標

1  年間研修計画を円滑に遂行する

2  ヘルパー間での交流の機会を積極的に設け、ヘルパー間の親睦を図る


【研修計画】

● 全体研修(年2回)

4月 介護報酬改定説明、感染症対策、ヒヤリハット

10月 高齢者虐待防止・自然災害研修 


●個別研修(4回)

6月 接遇研修

7月・11月 認知症研修 外部研修…適宜

9月 看取りケア研修  管理者・サ責研修…適宜

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