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小冊子「伝えておきたい私たちの若いころの話」

更新日:2022年10月3日

今年度の一番の目玉事業です。NPO法人さわやか三田のミッションは高齢者福祉と子供の健全育成です。まさにさわやか三田にぴったりの仕事でした。


皆様のお力で自慢のできる本になりました。高畑さんの方言の会話体の軽妙な文章、前川武比古氏の男性でなければ描けない挿絵、山本さんのかわいい挿絵、元利用者の林榮子さんが描いた表紙の絵、どれもいいですね。長倉さんは長い文章を冊子用に短くまとめるややこしい作業をしてくださいました。玉井さんには若い人にはわからないだろう言葉を探してもらいました。


また、暑い中、冊子をいろいろな所に配るのも皆さんのご協力をいただきました。300部印刷し、市内の高校、中学校、小学校、三田市の各図書館にも置いてもらいました。高平小学校の教頭先生から教材に使ってもいいかという願ってもないお話をいただきました。高平小学校は平和教育の指定校になっているそうです。6年生の授業で副教材として使うとのことで30人分30冊お渡ししました。子供たちの反応が気になるところです。





(神戸新聞に掲載されました!)


さわやか関係者からの読後のコメントをご紹介します。


☆「方言が生き生きと、当時の情景が目に浮かびます。挿絵も素敵です。皆さん方のこの経験を今の若い人たちに知ってもらいたいです。

☆「読みやすいけど、内容は濃いです。」

☆「貴重な本ですね。中国での日本兵の振る舞いは本当だったんですね。いろいろな年代の人に読んでほしいです。」


関学の学生さんから素晴らしい感想文をいただきました。


☆「現代の便利な時代しか知らない僕にとって、当時の暮らしぶりはあまりにも想像を超えたものだったので、イメージできない部分も少しありました。今当たり前に食べている白米も、戦時中は高級品であったことや、空襲で自分の目の前で人がなくなる体験をしたこと、母親を亡くした女の子を助けてあげたかったけど助けられなかったことなど、本当に戦争が醜く悲しいものだということが文章から伝わってきました。

そして2度と同じ過ちを繰り返さないようにするため、僕のような若者たちにこの冊子を読んでもらいたいと思いました。友達にも見せたいと思います。現在ロシアが無意味な戦争を進めているように、今後世界が戦争の道に入ろうとしている今こそ、日本人の戦争体験を日本人にはもちろん世界の人にももっと知ってもらう必要があると思いました。」


良かった! やった甲斐があります!

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