2023年4月16日(日)、総合福祉保健センターにて全体研修会を行いました。さわやか介護ステーションのホームヘルパー20名全員が参加する、年度初めの集まりです。事務連絡の後、3つのグループに分かれて学びました。
今年度の目標
1. 年間研修計画を円滑に遂行する。
2. ヘルパー間での交流の機会を積極的に設け、ヘルパー間の親睦を深め、技術向上を図る。
さわやか介護ステーションでは介護職員処遇改善加算Ⅰ、特定処遇改善加算Ⅱ、ベースアップ等支援加算を引き続き今年も申請しました。介護職員の処遇改善(特に賃金アップ)を行い、必要なマンパワーを確保しようとするものです。要件として、多く研修を行うこと、職場環境も整えることを求められます。しかし、ただ義務的な研修とはとらえず、個々のスキルアップにつながる、共感できる時間の共有を目指したいと思います。
研修計画
今年度は年2回の全体研修を行います。2回目は権利擁護について学びます。個別研修は4回で認知症・ターミナル研修の内容でグループ別に行います。定期会議として毎月曜日を設定して行います。対話を通じて高め合う会になることを期待します。
新人紹介
12月から新しく仲間が増えました。永友さんです。さわやか三田のプログやホームページをみてさわやか三田に入会されました。フットワークの良い、優しいヘルパーさんです。
さわやか三田に介護保険外の「助け合いの会サービス」があるのを気に入ってくれています。よろしくお願いします。
全体研修
1. 感染症研修
新型コロナウイルス感染症防止マニュアル(事業所用)を全員で確認しました。マスク着用については今年の3月13日から「個人判断が基本」となりましたが、やはり感染を広げない取組は必要です。私たちは高齢者のご自宅に訪問しています。今まで通り、三密を避け、手洗い消毒、マスクの着用に心がけます。
2. ヒヤリハット(リスクマネジメント)研修
事例を用い、ロールプレイをまじえて グループワークを行いました。よくある事例、それぞれの登場人物の立場になり考えます。今回は、リスクマネジメント研修ということで、苦情が上がった時、問題を大きくしないための初期対応の大切さについて学びました。日頃から接遇の訓練が必要との感想がありました。
3. 災害時防災研修
「もし訪問移動中で震度4の地震に遭遇したら」
「もし訪問中に震度4の地震に遭遇したら」
を皆で考えてみました。
事前に利用者さんの緊急連絡先、避難所の確認が必要です。日頃から利用者さんと「地震が起こった時どうするのか?」という会話をしておくのもいいと思います。
防災研修ではまず第一に「自分の身の安全を守ることが大切」ということを学びます。そして自分の家族の安全です。
もし移動中なら車を止め、状況を見て安全なところに行き待機します。事務所に電話をして状況を伝え、自宅に帰ります。事務所から、ご本人・家族・ケアマネジャーを通じて安否確認を行います。
もし訪問中なら、利用者宅で安全なところを探します。ガス・水道・電気のライフラインは大丈夫か確認します。事務所への連絡、必要あれば利用者さんの家族・ご近所へも連絡します。
地震の大きさや状況により状況判断が必要になるかもしれません。携帯電話が使えなくなる場合もあるでしょう。慌てず行動しましょう。次回は様々なパターンを想定して考えましょう。
ヘルパーはひとりで利用者宅に訪問します。グループワークを通じて「皆で考える」という大切な時間を持つことができました。笑い声が時折聞こえる研修会でした。研修後、同じお弁当を皆でいただきました。
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